もう9月
2011.09.03 16:37-up!
前にレポートを書いてから2ヶ月以上が経ちました。その間、パリ、上海、台湾、パリ、東京と移動しながらも作曲やイベント、音楽祭、打ち合せ、録音とひたすら続いて8月の終わり頃にはさすがに疲れが溜まってしまいましたが、ほんの数日だけ落ち着いています。6月の終わりと7月の頭にはパリのJapan Expoで被災地を応援するためのGanbalo Nipponとしての参加でしたがトークとサイン会もありました。その後、上海、台湾で短いバカンスも兼ねてテレビやアニメを始めいろんな方に会い、8月の頭はピエールレネーがディレクターの音楽祭のために作曲をしていたので聴きに行ったのですが、リハーサルで急遽「ミチルが指揮をした方がいい」と言われ本番でも指揮をすることになりました。この時のメンバーは1st Violinがオペラ座のコンサートマスターのエリック、2nd Violinは以前も一緒に仕事したことがあるアリオナ、Celloはソリストとして今までに聴いたことがないほど上手いフランソワ(9月17日に東京でも演奏会があります)、Pianoはコンセルバトワールの先生でもあるジェフ、ソプラノ歌手はまるでイタリアンな陽気でスターのイリナ、そしてViolaがピエールレネーで、ともかく恐ろしく上手い!命を掛けて演奏していると言っても過言ではないでしょう。その情熱とテクニックにお客さんは誰一人として居眠りなんてしていない!子供たちも真ん前で目を丸くして聴いている・・・頭が下がる思いでした。本当に勉強になりました。音楽祭を終えて数日後には東京へ!戻って「ホクリョウ」のコマーシャルの録音、ラジオドラマの録音(山田太一さん原作の「空也上人がいた」)、韓国の歌手Whee Jineの録音(とっても心がピュアで美しい声です)、ルクセンブルクのコンサートのための作曲などなど・・・暑い中で朝から晩までエネルギーを使っていました。そしてマリンバの吉田ミカちゃんがスティーブガッド、エディゴメスと来日、ブルーノートで演奏するので聴きに行ってきました。彼女のためにクレージーマリンバと言う曲を昨年書いたのですが、まさに彼女の演奏はクレージーマリンバ!個性たっぷりで大胆で自由で・・・もう何年も前から見て来ていますが、本当に会う度に成長していてこちらも頑張らねば!としっかりプレッシャーをもらって帰って来ました。今日の写真は1枚目はJapan Expoのイヴェントが終った後のホッとした様子、2枚目と3枚目は音楽祭のリハーサル、4枚目は東京に戻ってラジオドラマの録音の時、5枚目は吉田ミカちゃんのライブの楽屋にて、6枚目は韓国のテナー歌手Whee Jineと。